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日本医工学治療学会第43回学術大会

ご挨拶

日本医工学治療学会第43回学術集会を2027年6月4日(金)〜6日(日)パシフィコ横浜アネックスホールにて開催させていただきます。歴史と伝統のある本学会の学術集会を主催させていただけることを大変光栄に思います。

本学会テーマは「有学実践〜患者を支える医工学治療」と致しました。「有学(うがく)」とは学が有る(学識がある)という意味ではなく、まだまだ学ぶべきことが有る、という意味です。反対に、「無学(むがく)」とは、学が無い(学識が無い)という意味でなく、これ以上学ぶべきことの無い悟りの境地を意味する言葉です。

医学と工学はそれらが一体となって初めて患者に寄り添い患者を支える医療(医工学治療)となり得るものです。AI画像診断を含む診断分野、人工心臓、人工関節、人工腎臓、カテーテル治療デバイス、手術支援ロボット、放射線治療などを含む治療分野、バイオマテリアル、細胞やエクソソームを用いた再生治療・培養技術、細胞工学など、医工学の範囲は非常に多岐にわたります。数値化することが困難であった感覚の可視化・数値化なども工学系技術により可能な時代となってきました。これら医工学技術の進歩はめざましく、まさに「有学」を実践し患者を支える医療が可能な時代となっています。

今回の学術大会では、日進月歩の医工学技術を集中的に学び、患者への医療の一助としていただけるように考えております。医療者と医工学開発者が一同に会することで、最新の医療技術を学ぶ場を提供し、さらに医療者側から見たニーズと工学研究者の協働により、今後の医工学発展を目指す場をご提供したく考えております。本大会では、有学「実践」として、実際の医療機器、医工学技術に触れる機会もできるだけ多く設けたく考えております。

医療は多職種協働でなされるものです。医工学技術を用いた質の高い最新医療の実践をテーマに、多くの医療関係者の方々ならびに工学系の方々に本学会学術集会にご参加いただけたらと思います。

2026年6月吉日

日本医工学治療学会第43回学術大会

大会長 大竹 剛靖(湘南鎌倉総合病院)
副大会長 下野 誠通(横浜国立大学)