ハンズオンセミナーHands-on

骨形態計測ハンズオンセミナーのご案内

第44回日本骨形態計測学会に先駆けまして、恒例となりました骨形態計測ハンズオンセミナーを開催いたします。骨形態計測は骨代謝を理解するための基本的手技であり、骨に携わる臨床家・研究者の全てが知っておくべき基本的ノウハウです。特に近年の骨代謝学の主流は骨細胞生物学から分子生物学へとどんどん細かく深い方向へ進む傾向にあり、それらが統合されて骨がどうなるのかを意識する機会が乏しくなってきました。木を見るだけでなく、森を見て、その森の未来を考える習慣が、特に若い研究者には必要です。数字となって示される骨形態計測値が、実際にどうやって得られるか、そしてそれが得られたことの意味、更にそこから得られたことだけではわからない意味を考える機会として、このハンズオンセミナーはとても有意義です。全ての骨代謝研究者、特にこれから骨代謝の研究を始めようとする若者が、飛躍するための機会となることを祈念いたしております。

第44回日本骨形態計測学会　会長　風間順一郎

第44回日本骨形態計測学会
骨形態計測ハンズオンセミナー2024 ベーシックコース

日時

2024年6月21日（金）　14時00分～17時00分（受付：13時30分～）

場所

コラッセふくしま　5F 研修室A・B

募集人数

20名限定

参加費

■ハンズオンセミナーのみに参加される方

学会会員	：	8,000円（不課税）（テキスト込み）
非会員	：	16,000円（内消費税10％　税額1,454円）（テキスト込み）

※学会参加費は別に申し受けます。

※なお、非会員に限り学会本会にも参加される場合、学会参加費と併せて下記の金額といたします。
・一般：22,000円（内消費税10％　税額2,000円）
・学生（大学院生）：16,000円（内消費税10％　税額1454円）
・学生（学部学生）：11,000円（内消費税10％　税額1,000円）

申込期限

5月10日(金)（定員に達しました場合にはご遠慮いただくことがございます）

テキスト：「新しい骨形態計測」
「骨形態計測からヒトの骨組織を見る、知る、学ぶ」

※テキストは「新しい骨形態計測」を使用しますが、すでにお持ちの場合は臨床版にあたる「骨形態計測からヒトの骨組織を見る、知る、学ぶ」をお渡しいたします。

お申し込み方法

1.申込書の送付

下記より「骨形態計測ハンズオンセミナー2024ベーシックコース申込書」をダウンロード後、必要事項をご記入の上、記載の宛先にメールにてお申込みください。

参加申込用紙ダウンロード

申込受付完了後、ご連絡先へ受付番号をメールでお知らせいたします。

2.参加費

ハンズオンセミナー当日に、会場受付にてお支払いください。

ハンズオンセミナー参加証とテキストをお渡しいたします。
（学会本会にもご参加される方には、学会参加証も併せてお渡しいたします）

スケジュール

13：30	受付　（※13：50までに会場に集合してください）座長：青木和広（東京医科歯科大学大学院口腔基礎工学分野）関あずさ（ふくしま医療機器開発支援センター）
14：00～14：05	開会挨拶
14：05～15：15	座学
14：05～14：35	「動物実験のあり方～標本作製のための処置・固定」関あずさ（ふくしま医療機器開発支援センター）
14：35～14：45	「非脱灰硬組織標本作製について」島倉剛俊（新潟骨の科学研究所）
14：45～14：55	「凍結標本作製について」泉恵子（ライカマイクロシステムズ株式会社）
14：55～15：15	「骨形態計測とは」高尾亮子（旭化成ファーマ株式会社　薬理研究部）高倉綾（旭化成ファーマ㈱メディカル・アフェアーズ部）
（休憩5分）
15：20～16：50（予定）	骨形態計測実習 ◎未経験者タブレットを使った基本的な実習 ◎経験者システムサプライ製やOsteomeasure製の計測システムで実際に計測しながら、標本の見方や各パラメータについてレクチャー ○実習担当講師岩﨑香子（日本文理大学　保健医療学部）高尾亮子（旭化成ファーマ株式会社　薬理研究部）高倉綾　（旭化成ファーマ㈱メディカル・アフェアーズ部）梶原誠（さがみ骨解析ラボ）木村雄太（株式会社クレハ分析センター）島倉剛俊（新潟骨の科学研究所）長田康志（ショーシンEM 株式会社）松井謙治（株式会社システムサプライ） ○協力講師青木和広（東京医科歯科大学大学院口腔基礎工学分野）泉恵子（ライカマイクロシステムズ株式会社）関あずさ（ふくしま医療機器開発支援センター）田中伸哉（JCHOさいたま北部医療センター　整形外科）山本智章（新潟リハビリテーション病院　整形外科）
16：50～17：00	総括修了証の授与閉会挨拶