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代表世話人挨拶

 2025年6月20日付で、武曾惠理先生の後を継ぎ、第4代日本女性腎臓病医の会(Japanese Society of Women Nephrologist: JSWN)の代表世話人に就任しました片渕律子と申します。

 就任にあたり、ひとことご挨拶を述べさせていただきます。

 私は、若い頃、“女性医師”としてくくられるのに、抵抗を感じていました。今の若い女性医師も、独身時代は何の不自由も感じず、女性とくくられるのに抵抗があると思います。ただ、いざ、結婚、妊娠、出産となったとき、ワークライフバランスで悩み、壁にぶつかると思います。そんなとき周りにロールモデルやメンターが必要なのではないでしょうか?新体制では、JSWNの役割として“子育て中などで社会との繋がりが希薄になる可能性が高い時期の女性医師の孤立を防ぎ、キャリアの継続を支援する”を重視したいと考えています。

 一番大切にしたいことは “貴女は決して一人ではない” というメッセージを広く女性医師に伝えることです。必要とされたとき、いつでも手を差し伸べてあげることができたら、と考えています。そのためのJSWNでありたいのです。

 JSWNは全国で地域活動を展開しています。女性医師同士でつながる事は地域活動の中で容易に実現できます。JSWNのネットワークを駆使して、一人でも多くの女性腎臓病医のキャリア継続支援に尽力したいと思います。どうぞ宜しくお願い申し上げます。

2025年7月1日

代表世話人: 片渕 律子

日本女性腎臓病医の会
代表世話人  片渕 律子
加野病院副院長、腎臓内科