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千葉県透析研究会

ご挨拶

 このたび2025年12月7日(日)に幕張メッセ国際会議場にて「第52回千葉県透析研究会」を開催致します。
 千葉県透析研究会は、県内透析施設従事者のすべての職種が一堂に会し、互いの研究発表を通じ透析医療、看護、介護技術と知識の習得・研鑽・普及を図ることを目的に開催しております。
 近年、透析患者の高齢化、透析歴の長期化、様々な合併症の罹患等により一人一人の患者の病態は複雑化し、細部まで行き届いた全人的医療を提供するためには透析医療従事者のさらなる総合力と高い専門性が求められています。
 バスキュラーアクセスの分野におきましては、近年ステントグラフトや薬剤コーティングバルーンなど新しい医療材料を使用することができるようになりました。また高齢化により通常のシャントや人工血管シャントの作成が困難となるケースも増加しており、恒久的にカフ型カテーテルにより透析を継続する患者さんが増加しています。
 腹膜透析の分野では血液透析との併用療法認可後、併用療法実施患者が急速に増加する一方、患者の高齢化に伴い訪問看護や介護者によるアシステッドPDのニーズが急速に高まっており、世界の中でも類を見ない日本固有のPD医療が展開されています。
 このように刻々と変化する透析医療の最新情報をみなさまと一緒に学ばせていただくと同時に、普段お目にかかれない遠方の方々とも直接お会いしてコミュニケーションをとることでより良い千葉県の透析医療圏を構築する機会になれば幸甚です。みなさまにお目にかかれる日を心より楽しみにしております。

2025年4月吉日
第52回千葉県透析研究会 当番世話人
池田雅人
内野 敬

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